久しぶりに時間ができたので更新してみます^_^
以前こちらの記事で紹介したコンパクトデジタルカメラGRⅢxについて、一年半ほど使い込んでみました。
詳しくはそちらをご覧いただいて、今回は星景写真の撮影に試行錯誤している話を書いてみようと思いマス!
そもそもコンデジで星空って撮れるの?
そう疑問に思った方、鋭い視点です。
例え目の前に美しい星空があってもiPhoneだとカメラにおさめることができません。(機種にもよりますが)
星の光は非常に弱いため、レンズの大きさや露光時間の長さがないとカメラで捉えることができません。
ただGRⅢxはAPS-Cセンサーを搭載しているので結構撮れちゃうんです。
必要な装備
とはいえ、カメラ単体で綺麗な星空を撮ることは不可能です。
- 三脚 ※必須
- レンズ(なくてもいいがあるとBetter)
- 赤道儀(高いがあると最高)
撮影時は目安20秒くらいシャッターを開きっぱなしにするので手持ちだとブレッブレになってしまいます。
私が使っているのはこれ、三脚は揺れずに安定すれば安いやつでOKです。
レンズがあるとよりたくさんの光を集められるので、明るく撮影できます。
※別途専用アダプター(GA-2)が必要なので注意
この専用テレコンバージョンレンズについても別途記事を書きたいなと思っているのでちょいとお待ちください。
光は集まるが71mmにクロップされるのでより画角が狭くなります。
また、風景抜きに星を撮りたい時には赤道儀を使うと星の動きに合わせて回転してくれるので、ブレることなくより明るく撮影することができます。
普通に買うとこんなにするんですよ!?
学生にはきつい、そんな時にはRentioがおすすめです。
https://www.rentio.jp/products/polarie-u
月5,000円でレンタルできちゃうんです。
次回これ借りて撮影行ってこようと思ってます。
赤道儀以外の道具も借りられますしなんならセットとかもあるので、単発で撮りに行こうと思ってる方はぜひ^_^
((別にRentioさんのアフィリ案件とかではないですw))
撮影時の設定
またカメラの設定も通常とは異なります。
- 撮影モード:M
- 焦点距離:∞
- タイマー:2秒
- 手ぶれ補正:OFF
- ローパスセレクタ:強
- 露光時間:10-20秒
- F値:2.8
- ISO感度:1000~?
より細かい設定は検索したり他の記事を見てもらうとわかると思います。(無責任)
タイマー使わないとシャッター押す時にブレてしまうのでマストです。
作例
ここらで私の拙い作例をいくつかご紹介します。
これはおまけなんですが、日没と一番星出現の間のわずかな瞬間。@小笠原諸島 父島
そして上の写真から30分もすれば、下記のような満点の星空が広がります。
18時台でこのクオリティが見れるなんてさすが小笠原です。
そして下記の写真は山形県の月山、宮城県の神割崎で撮影したものです。
東北の場合気圧配置的に夏は日本海側、冬は太平洋側で晴れることが多いので季節によって場所を変えます。
個人的には1枚目の、車のボディに星の光が反射している写真がお気に入りです。
露光中にカメラのフラッシュなどを車体に当てることでこのように、被写体と星を同時におさめることができます。
こういった構図で撮るのにはGRⅢxの40mmの焦点距離がピッタリです。
またGRにはインターバル合成の機能が搭載されているので、一度シャッターを押して30分くらい放置すれば、上記のような星の軌道を収めることができます。
今後の伸び代
下記のページにある大先生の作例とかを見ていただくとわかると思うのですが、まだまだ伸び代の方が多いペーペーです。
まだ3回4回とかしか経験がないのでそれもそのはず。
今月から毎月新月期は通って腕を磨こうと思います(宣言)
終わりに
というわけで今回はGRⅢxで星景写真を撮る!というテーマで適当に書いてみました。
適宜アップデートしていく予定なので、今後ともよろしくお願いします〜
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