外出中に家の様子が気になることってありますよね?
家で飼っているペットの様子が気になったり。
旅行や帰省で長期間家を空けている場合だったり。
そんな時に大活躍する、Switchbotの見守りカメラ3MPを紹介します。
結論から言うとお手頃な価格なのに高品質高機能なコスパの高い製品であると言えます。
以下でそのワケや良かったところ、気になったところを紹介していきます。
これから購入する方の参考になれば幸いです。
仕様・写真レビュー
本体の他に以下のものが同梱されています。
- USB-A to Micro USBケーブル
- USB-Aアダプタ
- 壁や天井に固定するためのパーツ
- 固定用のネジ
- 固定用のシール
- リセットボタン用のピン
給電はMicro USBで隣にはリセットボタンがあります。
レンズを下に回すとプライバシーモードになりカメラが物理的に映らなくなります。
逆にレンズを上に回すとMicro SDカードの挿入口が現れます。
Micro SDは別途用意する必要があり、なくても使えますが入れておくと映像を保存することが出来ます。
可動域と稼働音はこんな感じです。
横向きに本体が回転するときはモーターの音がしますが上下にレンズを動かした時には音がしません。
360°回転するので部屋中を見渡すことが出来ます。
ただ上下については若干範囲が狭いように感じます。
ひとまずは部屋全体が見渡せる角の棚に設置することにしました。
続いて見守りカメラの機能を紹介していきます。
見守りカメラでできること
ざっとこれだけの機能があります。
遠隔でパンチルト操作
パンチルトとはカメラの首振り機能のことです。
これをスマホのSwitchbotアプリから行えるので自宅ではもちろん、外出時にモバイル通信下でも操作出来ます。
プライバシーモード
アプリで操作したり手でレンズを回すことで物理的にカメラをオフにすることが出来ます。
自分のSwitchbotアカウントにログインすれば誰でもこの映像を見れるので在宅時など不安なときはプライバシーモードをオンにしましょう。
動体検知
カメラに人や動物など動体が写るとそれを検知してくれます。
それをスマホに通知したり、映像の記録を開始したり他のSwitchbot製品のトリガーにしたりと様々な活用ができます。
通知がうるさい場合にはオフに設定することもできます。
自動追尾
さらに自動追尾をオンにすると検知した動体を追いかけて自動でカメラが動きます。
不在時にペットや侵入者の動きを観察したい場合に有効です。
試してみましたがかなり精度が高くしっかり追いかけられました。
3MPのモデルでは垂直方向の追尾も可能です。
自動巡航
自動巡航をオンにし時間を設定しておくと自動で部屋中を見渡してくれます。
不在の自宅の監視に有効な機能です。
プリセットポイント
事前にカメラの位置を設定しておきSwitchbotのシーンに組み込むことができる機能です。
開閉センサーをトリガーにするほか設定した時刻になったらこっちを向くみたいな設定も可能です。
≫Switchbot開閉センサーの活用例【付けっぱなし防止にも】
コレクション
プリセットポイントと似た機能にコレクションがあります。
こちらは手動で操作して予め設定した向きに動かす機能です。
例えば「エアコン確認」を選択することでワンタッチでエアコンがつけっぱなしになっていないか確認できるようにしています。
ナイトビジョン
赤外線カメラが搭載されているので暗闇でも部屋を確認することが出来ます。
オートに設定することで自動で切り替えてくれます。
双方向通話
見守りカメラにはマイクとスピーカーが付いているので部屋の音声を聞いたりスマホから音声を届けることが出来ます。
その結果通話のように双方向のやり取りが可能です。
クラウド/ローカルストレージ
クラウドを購入するかMicro SDを使うことで映像を記録できます。
防犯目的で使うなら侵入者に持っていかれることのないクラウドが安心ですがSwitchbot独自のクラウドを購入しなければならないというデメリットもあります。
月額プランで890円、年間プランで8900円もするので微妙です。
Echo Showに映す
「Alexa,部屋の中を見せて」と言うだけで画面に映してくれます。
通話もできてこの辺の連携はバッチリです。
≫【レビュー】Echo Show 5(第二世代)はコスパがいい!メリット/デメリットも
では最後に実際に使ってみて良かったところ、気になるところを紹介します。
いいところ
ハブを介さずネット接続
見守りカメラはボットなど他のSwitchbot製品と違ってハブミニを介さずに直接Wi-Fiに接続できます。
そのため現在Switchbotを持っていない人にも手を出しやすい製品になっています。
モバイル通信下でも速い
そしてハブを介さないため通信速度が速いです。
2.4GHz帯のため自宅で操作していると1秒くらいのラグが生じますが外にいればわかりません。
またモバイル通信下でもすぐにカメラの映像にアクセスでき、画質も安定しています。
正直この通信のスピードと安定性は想像以上でした。
3MPの高画質
300万画素の高画質で室内の様子を確認するには十分な画質です。
5,000円前後という価格でこの安定した画質と通信速度を実現しているのがすごいと思います。
360°遠隔操作可能
そして何と言っても魅力的なのが360°の遠隔操作です。
おく場所を工夫すれば完全に部屋中を見渡すことが出来ます。
暗闇でも見える
赤外線カメラも監視カメラとして360°の遠隔操作の次に重要な機能です。
この辺りの基本的で重要な機能をしっかり搭載している点も高評価ポイントです。
以上、実際に使ってみて満足している点です。
気になるところ
電源接続で設置場所が限られる
見守りカメラにバッテリーや電池は搭載されておらず常時電源接続が必要です。
そのため設置場所が限られたり、天井に設置してもケーブルが目立ってしまいます。
仕方ないとは思いますが少し残念なポイントです。
上下の可動域が狭い
こちらの動画を見てわかるかもしれませんが上下の可動域がやや狭いです。
実際最高限と最低限での見え方がこちらです。
真上や真下は向けないので完全に死角ゼロを作ることはできません。
独自のクラウドしか使えず価格が高い
Micro SDカードではなくクラウド上に映像を保存しようとするとSwitchbot独自のクラウドを購入しなければならず、iCloudやOneDriveなどのクラウドサービスが利用できません。
しかも月額¥890、年額¥8,900nのサブスク型です。
主要クラウドサービスと比べてもかなり高い印象です。
無料アカウント | 一段階目 | 二段階目 | 三段階目 | |
One drive | 5GBまで | 100GBまで/月額224円 | 1TBまで+Office/年額12,984 | ー |
iCloud+ | 5GBまで | 50GBまで/月額130円 | 200GBまで/月額400円 | 2TBまで/1,300円 |
なぜここで欲をかいたのかわかりませんが他のクラウドサービスも利用できるようになればもっと使いやすくなると思います。
以上、実際につかっていて気になった点でした。
最後に
以上、見守りカメラのいいところ、気になるところなどをレビューしてきましたが¥4,480の定価も考慮した上で総合的にかなり満足しています。
- ハブを介さずネット接続
- モバイル通信下でも速い
- 3MPの高画質
- 360°遠隔操作可能
- 暗闇でも見える
- 電源接続で設置場所が限られる
- 上下の可動域が狭い
- 独自のクラウドしか使えず価格が高い
一人暮らしの人や防犯面が心配な人にはぜひ試してほしい商品です。
その他Switchbotの活用例についてはこちらにまとめています。
≫【switchbot】一人暮らしのためのお金をかけないスマートホーム化を紹介
Switchbotはぜひスマートスピーカーと一緒に使ってほしい製品ですがHomepod miniとの相性は良くありませんでした。
この組み合わせはあまりオススメできません。
詳しいわけはこちらの記事をご覧ください。
≫Homepod mini×Switchbot 相性が悪い?5ヶ月使った感想
Switchbotと組み合わせるなら断然AmazonのEchoシリーズやGoogle Nest Hubがおすすめです。
≫【比較】Homepod mini VS Echo Show5 買うならどっち?
≫【比較レビュー】Google Nest Hub vs Echo Show5 買うならどっち?
また開閉センサーについてはこちらの記事でレビューや活用例を紹介しています。
≫Switchbot開閉センサーの活用例【付けっぱなし防止にも】
簡単に部屋の雰囲気を変えたいならテープライトがオススメです。
≫Switchbotテープライトレビュー/簡単にLED間接照明を設置
意外と知らないボットや開閉センサーの電池交換方法はこちらでまとめています。
≫Switchbot(スイッチボット)ボット・開閉センサーの電池交換方法
≫【Switchbotシリーズ】温湿度計プラス レビュー&活用法
≫【arboleaf】スマート体重計”CS20M”レビュー|自動でアプリに記録
≫【Tapo L920-5】TP-Linkの新作LEDテープライトレビュー
以上、ポッキーがお送りしました。
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